1983の解散ライブ。
彼らを知って繰り返し何度もきいた曲がたくさんある。
昨晩、最後の演奏を聴きに日本橋公会堂に向かった。
バンドは2022年に解散していたし、1年以上の時間が経っていたけれど、
会場は最終公演を見届けるたくさんの人で賑わい、暖かい雰囲気に包まれていた。
メンバーが登場して演奏が始まる。
それぞれが奏でる音の響きや重なりを、柔らかく澄んだ歌声が包み込んだ。
唯一のバンドだなと改めて感じた。
しんみりとした空気にしたくないと新間くんが何度も言っていたけど(その為の屏風だったそう笑)、
この日会場に響いた音は、訪れた目の前の人たちへしっかり届いたのではないだろうか。
この先観客の一人として彼らのステージを観ることはできない。
無理を承知で言うなら、あの空気を味わう時がまたいつの日か一瞬でもきてほしい。
アンコール最後の曲Milletイントロが鳴った時いくつかの気持ちが交差してじんわりと沁みた。
1983の皆さん、お疲れ様でした。